📚 Books I've Recently Read

最近読んだ本をまとめてみました。(自分は読書経験が浅いので、感想はあまり深くないですがご参考までに)

成瀬
成瀬は天下を取りに行く & 成瀬は信じた道を行く
by 宮島 未奈, 2024 and 2025
宮島 未奈先生の成瀬あかりシリーズ!
滋賀県の膳所を舞台とした小説で、読んでいくと、成瀬あかりという変わった女の子にどハマりしてしまう。
成瀬あかり氏にハマりたい人にオススメ!
傲慢と善良
傲慢と善良
by 辻村 深月, 2019
友達からのすすめで、ロングセラー恋愛小説「傲慢と善良」読んでみた!
恋愛や就職など、何かを選ぶ立場に立ったとき、人は「ささやかな幸せを望む」と言いながら、
内に秘められた「自己愛の高さ」ゆえにピンとこないを繰り返す。
その傲慢さを婚活を媒介として解像度高く描いててめっちゃ刺さる。
小説
小説
by 野崎 まど, 2025
本屋大賞2025の第三位の作品。「自分自身では小説を書けないのに、なんで人々は小説を読むのか。」を、人間の根幹と結びつけて語っている。
忙しい日々で、小説を読む時間がなかなか取れない中で、このように小説を読む意義を示してくれる作品はとてもありがたい。
最近読んだ本の中では、かなり独特で深い視点を提供してくれた。
禁忌の子
禁忌の子
by 山口 未桜, 2025
実際に働く医師によって書かれた医療ミステリー。
救急医である主人公が、自分と瓜二つの身元不明の溺死体「キュウキュウ十二」を発見したことから始まる物語。彼は一体誰なのか?
ミステリーとして面白いだけではなくて、新しく生まれてくる命の尊さや存在の意味についても考えさせられる作品。
生殖記
生殖記
by 朝井 リョウ, 2025
朝井 リョウ先生の最新作、生殖記を読んでみた。語り手が人でも動物でもなくとんでもない視点だったのに驚いたが、内容としても非常に独特だった。
拡大・成長を目指す社会という共同体から排除された存在であるマイノリティ側の人間が何を生きがいとして社会で生きていくのかについて、
かなりギリギリのラインで描いた作品。
日常のさまざまなシーンの気まずい状況をこのように言葉で表現するのかと朝井 リョウ先生の言語化能力の高さにずっと驚かされた。
カフネ
カフネ
by 阿部 暁子, 2025
本屋大賞2025の第一位の作品!
死別した弟の姉と弟の元恋人という、一回り年の離れた二人の女性が主人公の物語。
料理を通じて、「静かに、でも確かに心に染みる」という感覚を味わえる作品。

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